説明
出会いは十数年前。ゲンキなアトリエを立ち上げた頃には、取引先の仲間たちを我が庵に招待し、私の手料理でもてなすのが恒例であった。
ゲンキなアトリエを立ち上げることはまったくゼロからのスタートで、今までオリンピック委員会で築き上げた人脈もネットワークも利用しない裸一貫でだった。
サラエボでのスポーツイベントを成功させるには、新たな賛同者を自らの手で集めなければならなかった。かつて利用していた高級レストランもクラブも接待の道具にはならなかった。
そんな自分にできるのは?何か?それが大好きな料理で人をもてなすことだった。精一杯の思いを込めて一品を作り、未来の友に一献を捧げる。
「うまい、うまい」と喜んでくれる仲間の中に、Tさんはいた。
「これこの前のお礼」と言って差し出された、1.8リットルのでかいボトルには、琥珀色の液体が入っていた。そのお酢が只者でないことを知るのにそれほど時間はかからなかった。
信州の母親が送ってくれる野菜を茹で、そのお酢を少々かけるだけで、その野菜は料亭の味わいになったのだった。
以来、Tさんとは味を語る飲み友達となった。
お酢は彼の実家が営む仕出し屋のものだった。お母様が手作りされたという。さすがに料亭?!の味に近いわけである。
オリーブと混ぜれば、バルサミコ風のドレッシングになるし、もちろん寿司酢でもいける。料理が余り得意でない?!義母がとりこになった。(おかあさんすみません)「あの酢があればなんでもおいしくなるのよ」
これはみんなに知ってほしい味だよ!と言い続けて15年、やっとその出発点に立った!
リストラで実家に戻ったTさんの最初の商品でもある。
頑張ってほしい!そしてこの本当にうまいお酢が、より多くのグルメをうならせてほしいものである。
だれでも料理の達人になれる!「うまいっ酢!」
AquaQuestでもお求めいただけます!
本当にうまいっ酢!
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